ビッド・アスク
ビッドアスク
ビッド(Bid)は売値、アスク(Ask)は買値のことです。この2つの差がスプレッドで取引コストになります。海外FXのECN/STP口座ではビッド・アスクの差が非常に狭く、特にUSD/JPYは0.1〜0.3pips程度になることもあります。MT4/MT5のチャートではデフォルトでビッド価格が表示されています。
ビッド・アスクとスプレッドの基本
FX取引では常に2つの価格が表示されます。
- Bid(ビッド / 売値): トレーダーが売る際に適用される価格。業者から見ると「買い取る」価格
- Ask(アスク / 買値): トレーダーが買う際に適用される価格。業者から見ると「売り出す」価格
常に Ask > Bid の関係になり、その差がスプレッドです。スプレッドは実質的な取引コストであり、エントリーした瞬間にスプレッド分の含み損がスタートします。
表示例 (EUR/USD):
Bid: 1.08520 Ask: 1.08522
スプレッド = 0.2pips
EUR/USDを1ロット(10万通貨)買う場合、スプレッド0.2pipsのコスト = 0.00002 × 100,000 = 2ドルになります。
海外FXのECN口座では極めて狭いスプレッドが実現する
海外FXの最大のメリットの一つが、ECN/STP口座における超狭スプレッドです。国内FX業者のUSD/JPY平均スプレッドが0.2〜0.5pipsに対し、海外FXのECN口座では市場が活発な時間帯に0.0〜0.1pipsになることもあります。
スプレッド比較(EUR/USD、市場活発時):
- 国内FX標準口座: 0.3〜0.5pips
- 海外FX標準口座: 0.8〜2.0pips(ただしボーナス付き)
- 海外FX ECN口座: 0.0〜0.3pips + 手数料(例: 1ロットあたり往復6〜10ドル)
スキャルピングや高頻度トレードでは、1日に何十回もエントリーするため、スプレッドの差が収益に直結します。ECN口座の「スプレッド+手数料」の総コストを損益分岐点計算で確認してから業者を選ぶことが重要です。
また経済指標発表前後や流動性が低い時間帯(アジア早朝・週末間際)はスプレッドが大幅拡大するため、ECN口座でも注意が必要です。
よくある質問
買いエントリーはアスク、決済はビッドで行われると聞きましたが正しいですか?
はい正しいです。ロング(買い)でエントリーするときはアスク価格で約定し、決済(売り)するときはビッド価格で約定します。つまりエントリー直後は(アスク−ビッド)=スプレッド分の含み損から始まります。逆にショート(売り)でエントリーするときはビッドで約定し、買い戻しはアスクで行われます。
海外FXのECN口座はスプレッドが0.0pipsでも利益は出ますか?
スプレッド0.0pipsのECN口座でも、1ロットあたり片道3〜5ドル程度の手数料がかかります。したがって総コストは「スプレッド+手数料」で計算する必要があります。スキャルピングのような高頻度取引では、それでも国内FX標準口座より有利なコストになることが多いです。
ビッドとアスクの差(スプレッド)はなぜ変動するのですか?
スプレッドは市場の流動性と需給によって変動します。ロンドン・NYの市場重複時間(日本時間21〜24時頃)は流動性が最も高くスプレッドが狭くなります。逆に経済指標発表直後・アジア早朝・週末明けは流動性が低下しスプレッドが拡大します。ECN口座ではこの変動をリアルタイムで体感できます。