時間足
じかんあし
ローソク足1本が表す時間の長さです。MT4/MT5はM1(1分足)〜MN(月足)まで複数の時間足を瞬時に切り替えられます。海外FXのスキャルパーはM1〜M5を主戦場とすることが多く、上位時間足(H4・D1)でトレンドを確認してから短期足でエントリーを探る「マルチタイムフレーム分析」が実践的です。
時間軸(タイムフレーム)とは ― MT5では21種類
時間軸(タイムフレーム)とは、チャートのローソク足1本が表す時間単位です。MT4は9種類、MT5は21種類の時間軸をサポートしており、海外FXのMT5を使うと非常に細かい分析が可能になります。
MT4の時間軸(9種類): M1・M5・M15・M30・H1・H4・D1・W1・MN
MT5の時間軸(21種類): M1・M2・M3・M4・M5・M6・M10・M12・M15・M20・M30・H1・H2・H3・H4・H6・H8・H12・D1・W1・MN
MT5特有のH2・H3・H6・H8・H12はスイングトレードの分析に活用でき、特にH8は「東京・ロンドン・NY」の3セッションを1本で可視化できる便利な時間軸です。
時間軸とトレードスタイルの対応:
| スタイル | 主な時間軸 |
|---|---|
| スキャルピング | M1〜M5 |
| デイトレード | M15〜H1 |
| スイングトレード | H4・H8・D1 |
| ポジショントレード | D1・W1 |
マルチタイムフレーム分析(MTF)の実践
海外FXの上級トレーダーが活用するマルチタイムフレーム(MTF)分析は、複数の時間軸を組み合わせて精度の高いエントリーポイントを探す手法です。
MTF分析の基本フレームワーク:
- 上位時間軸(D1・W1):大きなトレンドの方向を確認。上昇・下落・レンジのどれか
- 中位時間軸(H4・H1):エントリー候補のエリア(サポート・レジスタンス)を特定
- 下位時間軸(M15・M5):実際のエントリーシグナル(パターン・インジケーター)を確認
MTF分析の具体例:
- D1足でUSD/JPY上昇トレンドを確認
- H4足で押し目エリア(フィボナッチ38.2%〜50%)を特定
- M15足でローソク足の反転パターン(ピンバー等)を確認してエントリー
- 損切りはM15の直近安値の下、利確はH4の直近高値付近
MT4/MT5では4つのチャートウィンドウを同時に開けるため(MT5ではさらに多く可能)、同じ通貨ペアを複数の時間軸で同時表示しながら分析できます。
よくある質問
MT4とMT5で時間軸の数が違うのはなぜですか?
MT4は2005年リリースの旧バージョンで9種類の時間軸のみサポート。MT5は2010年リリースの次世代プラットフォームで21種類の時間軸に対応しています。海外FX業者の多くが両方に対応していますが、より詳細な分析にはMT5が有利です。
スキャルピングには何分足を使うのがよいですか?
エントリーには1分足・5分足が一般的です。ただし1分足はノイズが多くダマシが多発するため、5分足の方がシグナルの信頼度が高いとされます。15分足で方向を確認してから5分足でエントリーするマルチタイムフレームアプローチがスキャルピングでも推奨されます。
MT5の独自時間軸(H8・M10等)はどんな場面で有効ですか?
H8は1日3本になるため、東京・ロンドン・NYの3セッションのうち1セッションの動きを1本で把握しやすいです。M10は5分足より少し広い視野が必要な場合に使います。スキャルピングで一般的な1分・5分足とスイングの4時間・日足の中間的な分析に活用できます。