IFO注文
アイエフオーちゅうもん
IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文で、エントリー・利確・損切りの3つを一度に設定できます。MT4/MT5上では新規のPending注文にSLとTPを同時設定することで実現できます。エントリーから決済まで完全に自動化できるため、24時間動く海外FX市場を寝ている間もフォローする際に重宝します。
IFO注文(If Done OCO)とは
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた複合予約注文です。「新規エントリー + 利確 + 損切り」の3点セットを一度に予約でき、エントリーから完全決済までを完全自動化できます。
例(ポンド/円で考える):
- エントリー: 195.00まで下落したら買い
- 利確: 196.50になったら売り(OCOの一方)
- 損切り: 194.00になったら売り(OCOのもう一方)
エントリーが成立した瞬間、利確と損切りがOCOとして待機し、どちらか一方が約定すれば残りは自動キャンセルされます。海外FXでは1000倍レバレッジを使える業者もあるため、損切りを必ずセットできるIFO注文はリスク管理の基本インフラと言えます。兼業トレーダーや就寝中に相場が動くことを前提にする海外FXユーザーには特に重要な注文方法です。
MT4/MT5でのIFO注文の実現方法
MT4/MT5には「IFO」という名称の専用ボタンはありませんが、指定価格注文(Pending Order)にTP(テイクプロフィット)とSL(ストップロス)を同時入力することでIFOと同等の機能を実現できます。
設定手順:
- 「新規注文」→ 注文種別: Buy Stop / Buy Limit / Sell Stop / Sell Limit を選択
- エントリー価格・ロット数を指定
- 「ストップロス」欄に損切り価格を入力
- 「テイクプロフィット」欄に利確価格を入力
- 「発注」をクリック
これにより、指定価格にレートが到達→エントリー→SL/TPがOCOとして即座に待機、という流れが自動で実行されます。リスクリワード比が1:2以上になるようTP/SLを設定するのが基本です。設定前にロットサイズ計算機で適切なロットを計算しておきましょう。
IFO注文が海外FXで特に重要な理由
海外FXは最大1000倍のレバレッジを提供する業者が存在し、高レバレッジ運用では少額の逆行でも急速に証拠金維持率が悪化します。IFO注文で損切りを確定させてからエントリーする習慣は、感情的な判断を排除し、口座を守る最重要ルールです。
海外FXのゼロカット制度は口座残高がマイナスになった際に業者が負担してくれますが、それはあくまでロスカット後の最終保護。IFO注文+適切なロット管理によって、ゼロカットに頼らずに済む資金管理を実践することが長期生存の鍵です。
注意点: 指値・逆指値の価格設定を逆にしてしまうと意図しない方向に注文が入ります。発注前に必ず「エントリー→損切りの方向」が正しいか確認してください。投資は自己責任で行ってください。
よくある質問
IFO注文はMT4とMT5のどちらでも使えますか?
MT4・MT5ともにPending Order(指定価格注文)のTP/SLを同時設定することでIFO注文と同等の機能を使えます。名称は「IFO」ではなく、TP欄とSL欄への同時入力として実現します。
IFO注文があれば損切り置き忘れを防げますか?
エントリーと同時にSL(損切り)を入力するIFO注文の仕組みは、置き忘れを構造的に防ぐ効果があります。ただし注文後にSLを手動で削除・変更することもできるため、「損切りを動かさない」というトレードルールを自分で守ることも大切です。